相次ぐ福岡市職員逮捕 市民から憤りの声 [福岡県]
2013年12月03日(火)00時29分 西日本新聞
「規範意識緩んでいる」 相次ぐ福岡市職員逮捕 市民から憤りの声 [福岡県]
「ショックだ」「モラル意識が低すぎる」-。福岡市城南区の城西中学校の男性教諭(50)が、酒気帯び運転などの疑いで現行犯逮捕された2日、市民から憤りの声が上がった。11月29、30日にも小学校教諭など市の職員2人が相次いで逮捕されており、止まらぬ不祥事に厳しい対応を求める声も聞かれた。
同中学校の地元、鳥飼校区社会福祉協議会の松尾茂美会長(74)は「とんでもないことだ。校区でも飲酒運転撲滅に取り組んでいるのに」と怒りをあらわにした。近所に住む主婦(38)は「公務員としての自覚が全くない。規範意識が緩んでいる」と憤り、別の主婦(56)は「民間も含め、飲酒運転撲滅への意識が薄れつつある。年末年始でお酒を飲む機会が増える。ドライバーに絶対にお酒を勧めないなど、あらためて意識向上が必要」と語った。
教諭逮捕を受け、この日記者会見した福岡市教委の酒井龍彦教育長は「教育公務員が立て続けに飲酒運転で逮捕され、おわびしたい」と深々と頭を下げ「教職員の覚悟を問い直すところから始めたい」と、各学校に綱紀粛正を求める通知を出した。
この日は市教委会議も臨時に開かれた。八尾坂修委員長(九州大大学院教授)が「外での飲み会は自粛するぐらいでないとだめでは」と、教職員の忘年会自粛を求めるなど、厳しい意見もあった。
城西中では午後7時から保護者説明会があり、約80人が出席した。石飛善明PTA会長(65)は「こんなことで学校の名前が出るなんて」とやりきれない様子。逮捕された教諭がアルコール依存症で休職中だったことについて「教師が不足している中で、市はなんでこんな教師をそのまま置いていたのか」と疑問を呈した。
「規範意識緩んでいる」 相次ぐ福岡市職員逮捕 市民から憤りの声 [福岡県]
「ショックだ」「モラル意識が低すぎる」-。福岡市城南区の城西中学校の男性教諭(50)が、酒気帯び運転などの疑いで現行犯逮捕された2日、市民から憤りの声が上がった。11月29、30日にも小学校教諭など市の職員2人が相次いで逮捕されており、止まらぬ不祥事に厳しい対応を求める声も聞かれた。
同中学校の地元、鳥飼校区社会福祉協議会の松尾茂美会長(74)は「とんでもないことだ。校区でも飲酒運転撲滅に取り組んでいるのに」と怒りをあらわにした。近所に住む主婦(38)は「公務員としての自覚が全くない。規範意識が緩んでいる」と憤り、別の主婦(56)は「民間も含め、飲酒運転撲滅への意識が薄れつつある。年末年始でお酒を飲む機会が増える。ドライバーに絶対にお酒を勧めないなど、あらためて意識向上が必要」と語った。
教諭逮捕を受け、この日記者会見した福岡市教委の酒井龍彦教育長は「教育公務員が立て続けに飲酒運転で逮捕され、おわびしたい」と深々と頭を下げ「教職員の覚悟を問い直すところから始めたい」と、各学校に綱紀粛正を求める通知を出した。
この日は市教委会議も臨時に開かれた。八尾坂修委員長(九州大大学院教授)が「外での飲み会は自粛するぐらいでないとだめでは」と、教職員の忘年会自粛を求めるなど、厳しい意見もあった。
城西中では午後7時から保護者説明会があり、約80人が出席した。石飛善明PTA会長(65)は「こんなことで学校の名前が出るなんて」とやりきれない様子。逮捕された教諭がアルコール依存症で休職中だったことについて「教師が不足している中で、市はなんでこんな教師をそのまま置いていたのか」と疑問を呈した。
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