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神奈川県教委 体罰の根絶を目指し「体罰防止ガイドライン」を公表

2013年7月17日10時57分 読売新聞 YOMIURI ONLINE

体罰したくなったら「6秒カウントしろ」と指針

 神奈川県教育委員会は16日、体罰の根絶を目指した県独自の指導指針「体罰防止ガイドライン」を公表した。

 部活動での体罰が目立つことから、部活動における指導の改善に重点を置き、児童生徒に自分で考えさせて答えを引き出す「コーチング」の手法などを紹介。校内研修用の別冊では、「頭の中で6秒カウントする」など、指導者が怒りをコントロールする方法も示した。

 ガイドラインは、県教委ホームページ(HP)で閲覧できる。すでに県内の公立、私立の全小中高校など計1649校に配布しており、県立校では今月中に教員や部活動の外部指導者に対する研修を始める。

 ガイドラインでは、今年1~3月に県教委が行った実態調査で判明した体罰の具体例を示したほか、体罰まではいかないが「不適切な指導」についても事例を紹介。体罰に頼らない指導を充実させるため、研修を行う必要性を強調した。

 部活動については、「指導内容や方針を生徒に理解できるように伝えることができず、思わず体罰に及ぶという指導力不足も大きな要因」と指摘、「主役は生徒で、指導者は調整役」「選手のありのままを肯定し、前向きな言葉をかける」といった考え方を示した。

 また、県教委は16日、児童生徒や保護者向けに体罰相談窓口(045・210・8315)を新設。県教委HPから送信する専用メールでの相談も受け付ける。
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