大津市の小学校で不適切な指導

2020年12月15日(火)19時46分
大津市の小学校で不適切な指導
先月、大津市の小学校で32歳の男性の臨時講師がクラブ活動の授業の際に、遊んでいて指示に従わなかった6年生の男子児童2人を扉に押しつけたりひねり倒したりするなどの不適切な指導をしたとして、学校はこの講師を自宅待機させるとともに児童と保護者に謝罪しました。
大津市教育委員会によりますと、この男性講師は先月30日、小学校の体育館で6時間目のクラブ活動の授業を始めようとした際、ボール遊びをしていた児童4人にボールを返すよう指示しましたが、従わなかった6年生の男子児童の胸ぐらをつかんで扉に押しつけるなどしたうえ、別の6年生の男子児童の胸などをつかんでひねり倒したということです。
児童2人はすぐに保健室に行き、そのうち1人は翌日、病院に行きましたが、いずれもけがはなかったということです。
学校は講師を自宅待機させるとともに児童と保護者に謝罪し、全校の保護者への説明会を開くなどの対応を取ったということです。
市教育委員会は体罰にあたる不適切な指導があったとして、講師らから詳しく話を聞くとともに県教育委員会に報告し、県教育委員会が処分するかどうか検討しています。
市教育委員会は「今後、あらゆる機会を通じて研修と指導に努め、再発防止に全力を尽くします」とコメントしています。
- 関連記事
-
- 名前と受験校一覧書類生徒に配布
- 教諭2人を停職
- 大津市の小学校で不適切な指導
- 教員の土日出勤を無かったことに 教育委員会が指示
- 着替え中の女子児童を盗撮
スポンサーサイト