相次ぐ不祥事で臨時校長会議

2020年11月27日(金)17時30分
相次ぐ不祥事で臨時校長会議
県内で教職員による不祥事が相次いでいることから、県教育委員会は27日、県立学校を対象に臨時の校長会議を開き、不祥事を起こさないためにどうすればよいか話し合いました。
高知市で開かれた臨時の校長会議には、県立の高校や特別支援学校の校長などおよそ40人が出席しました。
県内では、特別支援学校の男性教諭が児童ポルノを所持したなどとして罰金の略式命令を受け、11月、停職6か月の懲戒処分を受けるなど、このところ教職員の不祥事が相次いでいます。
伊藤教育長は会議の中で、「わいせつや体罰、それにセクハラなどの不祥事がなぜ起きるのか、もう一度、各学校が真剣に考えてほしい」とあいさつしました。
このあと、教職員が不祥事を起こさないためにはどういう指導が効果的か話し合いました。
出席した校長からは、「気になることがあれば秘密は守るので管理職に相談してほしい」と繰り返し声をかけた結果、少しずつ声が上がるようになり、事態が深刻になる前に解決できたという事例が紹介されたほか、「風通しのよい職場をつくるために校長自らがどんどん校内を回って先生たちの話を聞く姿勢が大事だ」といった意見が出されていました。
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