生徒に毛染めスプレーをかける 弁護士会が警告

2020年11月6日(金)19時02分
ごみ袋かぶせ髪にスプレー 千葉県立高に弁護士会警告
千葉県弁護士会は6日、県内の県立高校で昨年3月、女子生徒の髪先が赤みがかっているとして、生徒指導の教諭らがごみ袋をかぶせて髪に黒染めスプレーを吹きかけていたと明らかにした。弁護士会は体罰に準ずる行為だったとして同日までに、県教育委員会や学校に警告書を提出した。
生徒の母親が弁護士会に人権救済を申し立てていた。県教委は取材に事実関係を認めた上で「同意に基づいた指導だった。詳細は学校に確認している」と説明している。
弁護士会によると、卒業式のあった昨年3月7日、頭髪に関し指導を受けた生徒が式の前に教室に集められた。このうち高3の女子生徒は「地毛だ」と主張したものの、教諭らは髪に黒染めスプレーをかけた。この生徒は卒業式の前日、髪を切るか黒く染めるよう指導を受けていた。
- 関連記事
-
- 児童へのわいせつ行為を隠蔽 校長を停職3カ月
- 教え子の女子生徒にわいせつ行為
- 生徒に毛染めスプレーをかける 弁護士会が警告
- 裸の画像を送らせて逮捕
- 教職員と女子生徒の私的なやりとり 厳格化へ
スポンサーサイト