女子生徒のスカート盗撮やわいせつ行為 中学教諭2人を懲戒免職

2019年12月23日(月)21時35分
女子生徒のスカート盗撮やわいせつ行為 中学教諭2人を懲戒免職 大分
大分県教委は23日、女子生徒のスカートの中を盗撮したとして県内の公立中学校に勤務する50代の男性教諭を、女子生徒にわいせつ行為をしたとして同じ中学の20代の男性教諭をそれぞれ懲戒免職処分とした。2人とも盗撮行為やわいせつ行為を認めているという。
県教委によると、50代の男性教諭は11月13日の授業中、先端が開いたスリッパと足の裏の間にスマートフォンを隠し、教室に立っている女子生徒の後ろからスカートの中を盗撮したとしている。翌14日に女子生徒から報告を受けた保護者が学校に確認を求めて発覚した。教諭は数年にわたり複数回同様の行為をしたことを認め、11月中旬に県警から事情聴取を受けたという。
20代の男性教諭は、9月下旬からSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じて自校の女子生徒とやりとりを始め、10月に校外で複数回わいせつ行為をしたとしている。11月上旬に第三者から情報提供があり、学校が教諭に確認して発覚した。県教委は児童生徒とのSNSでのやりとりを禁止しているが、教諭は「SNSでやりとりをするうちに親密になった」と話しているという。
県内では7月、県立高校の30代の男性教諭が女子生徒にみだらな行為をしたとして懲戒免職処分になった。県教委はその後、県内の全公立学校でスクール・セクハラに関する研修をしていた。法華津敏郎教育次長は「研修が浸透していないと重く受け止めており、綱紀粛正を図りたい」と話した。
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