体罰で教諭2人を懲戒処分

2019年10月24日(木)14時06分
教諭、背を向け歩き出した生徒の肩を押す…転倒させ腕骨折
兵庫県教育委員会は23日、同県加古川市立中学校で生徒に2か月のけがをさせた男性教諭(25)を減給10分の1(6か月)、別の同市立中で生徒に体罰をした男性教諭(47)を戒告の懲戒処分とした、と発表した。
県教委によると、25歳の教諭は7月、授業開始時に着席していなかった2年の男子生徒に廊下で個別指導をしようとしたが、生徒が背を向けて歩き出したため制止しようと肩を押して転倒させ、左腕を骨折させた。
47歳の教諭は6月、教室でエアコンのスイッチを乱暴に操作していた2年の男子生徒を指導するため廊下に呼び出し、不服そうな態度を取った生徒の胸を腕で押した。この教諭は2014年、部活動の指導中に生徒の胸ぐらをつかんで平手打ちなどをして訓告の処分を受けている。
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