障害のある生徒に暴言や体罰

2019年10月24日(木)10時26分
教諭、生徒の首つかみ「障害者だからといって許されると思うな」
大阪府教育庁は23日、府立の特別支援学校中学部で、40歳代の男性教諭が授業中、障害のある男子生徒に「障害者だからといって許されると思うな」と暴言を浴びせ、体罰をしていたと発表した。同庁は事実関係を確認のうえ、処分する。
発表によると、9月27日の授業で、介助が必要な生徒を移動させる際、教諭は痛めていた右手小指を強く握られたことに腹を立て、生徒のあごを持ちながら約2メートル移動させた。更に首の後ろをつかみ、「ぶん殴るぞ」などと言ったり、生徒の胸に両手を強く押し当てたりしたという。
同じ授業を担当したほかの教員から報告を受け、教頭が確認したところ、教諭は暴言や体罰を認めた。校長と教頭が同日、生徒の家庭を訪れて保護者に謝罪した。
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