わいせつ教諭2人を懲戒免職

2019年10月11日(金)19時53分
抑止策の効果なし?再びわいせつ不祥事で…男性教諭2人を懲戒免職
長崎県教育委員会は、わいせつな行為を行ったとして男性教諭2人を懲戒免職としました。
わいせつに関する不祥事で教職員が懲戒処分を受けるのは今年度4件です。
「申し訳ありませんでした」
懲戒免職処分となったのは西海市立大瀬戸小学校の24歳の男性教諭と、長崎県立諫早東高校の57歳の男性教諭です。
長崎県教育委員会によりますと、24歳の小学校教諭は去年8月5日から6日にかけてツイッターで知り合った長崎県外在住の18歳未満の女性に裸の写真5枚を送らせたとして(長崎県外の警察に)「児童ポルノ法違反」の疑いで書類送検されました。
一方、57歳の高校教諭は今年7月16日、JRの列車内の隣で寝ていた女性の胸を触った長崎県迷惑当為等防止条例違反の疑いで警察に逮捕されました。
長崎県教育委員会は今年度から公立学校の教職員を対象に、自らの性的嗜好を理解する「わいせつ行為等防止のための自己分析チェックシート」を導入しました。
しかし、わいせつに関する不祥事での懲戒処分は今年度4件にのぼり、抑止につながっているかは不透明です。
高校教育課 鶴田 栄次 課長 「抑止にはつながっていないと結果的に出ているので私たちとしても非常に残念に思っていますけども、複合的に今後とも防止対策はやっていかないといけないと思う」
池松誠二教育長は11日付けで「わいせつ行為は蛮行で恥ずべき行為」とする「不祥事防止のための緊急メッセージ」を全ての教職員に届けています。
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