サッカー部で体罰

2019年10月11日(金)19時17分
高校サッカー部体罰問題で校長が県に報告
出水中央高校サッカー部監督の男性教師が、部員を蹴るなどしている動画がネット上に広がり男性教師の体罰が明るみになった問題を受け、出水中央高校の校長が体罰の経緯などを県に報告しました。
県庁を訪れたのは、出水中央高校の木山博隆校長です。
SNSに動画がアップされた、サッカー部の監督の男性教師が行った体罰の経緯について報告するためです。
拡散された動画には、出水中央高校のサッカー部の監督を務める男性教師が、今月8日の練習中にグラウンドで生徒を蹴り、平手打ちする様子が撮影されています。
学校によりますと、この男性教師はこのほかにも先月、体育際の練習の後にサッカー部の別の生徒に対し、首を手で押すなどの暴力が確認されています。
報告を受けた県は「体罰は許されない」と教職員に徹底すると共に、経緯や今後の対応をまとめた報告書を提出するよう学校側に求めたということです。
木山校長によりますと、男性教師は11日、サッカー部の部員らに「申し訳なかった」などと謝罪したということです。
学校は、男性教師の暴力行為が一時的なものではない可能性があるとして、サッカー部の生徒や保護者から聞き取りを行い、男性教師の処分を決めるとしています。
出水中央高校・木山博隆校長「暴力という事実があったことを見逃していたことに対しする監督不行き届き、深くお詫び申し上げたい」「生徒たちの傷ついた心を癒やす方向で最善を尽くしたい、これが私の思い」
なお、この男性教師は、10日付けでサッカー部の監督を解任されていて、自宅謹慎中ということです。
- 関連記事
スポンサーサイト