高校生にみだらな行為か教諭逮捕

2019年07月11日(木)21時09分
高校生にみだらな行為か教諭逮捕
公立中学校の教諭がSNSで知り合った高校生1年生の女子生徒とみだらな行為をしたとして、県の青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、福島市松川町の二本松第三中学校の教諭、尾形泰裕容疑者(34)です。
尾形教諭はことし4月中旬ごろ、福島市内のホテルで、県北地方に住む高校1年生の女子生徒と、相手が18歳に満たないと知りながらみだらな行為をした県の青少年健全育成条例違反の疑いが持たれています。
警察によりますと、尾形教諭は女子生徒とSNSで知り合い、複数回やりとりをしていたということです。
今月上旬、尾形教諭の弁護士から警察に連絡があって事件が明らかになり、11日、弁護士とともに警察署に出向いてきたため、午後、逮捕しました。
尾形教諭は調べに対し容疑を認め、「SNSは生徒指導の一環としてやり始めた」と供述しているということです。
県教育庁などによりますと、逮捕された尾形教諭は、二本松市の二本松第三中学校で特別支援学級の担任と理科指導を担当していましたが、今週に入って退職願が出されているということです。
県義務教育課は「これから事実関係を把握して、適正に対処したい」とコメントしています。
県内では先月、盗撮を目的に山形市のアパートの通路に侵入した住居侵入の疑いで30代の職員が逮捕されるなど、県職員や教職員の不祥事が相次いでいて、逮捕されたのは今年度に入って4人目です。
二本松市教育委員会の丹野学教育長は、「誠に遺憾であり、大変申し訳なく思っています。今後、市内臨時校長会議を開催し、再発防止に努めて参ります」とコメントし、12日、二本松市役所で記者会見を開き、事件のいきさつなどを説明することにしています。
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