バレー部員自殺で顧問教諭を書類送検

2019年04月09日火曜日
<不来方高バレー部自殺>暴行疑い遺族代理人明かす 男性教諭を書類送検
岩手県立不来方高(矢巾町)の3年生だった新谷翼さん=当時(17)=が昨年7月に自殺した問題に絡み、遺族の代理人弁護士が8日、「岩手県警が暴行の疑いで新谷さんが所属していたバレーボール部の元顧問の男性教諭を書類送検した」と明らかにした。
県警と盛岡地検は「未発表の事件についてはコメントできない」としている。
遺族が昨年11月、県警紫波署に告訴していた。弁護士によると同署の捜査員が3月24日、遺族と面会した際に「暴行の事実が確認できた」と送致の方針を伝えていた。
告訴状によると、男性教諭は2017年4月~18年7月2日、不来方高体育館で新谷さんの顔や体に複数回にわたってバレーボールを投げ付けたとされる。
新谷さんの自殺を巡っては、遺族が行き過ぎた指導が自殺の原因として県教委に真相究明を要請。県教委は第三者委員会を設置し、非公開の会合を重ねている。
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