女子児童9人にわいせつ行為を繰り返す

2019年02月15日(金)17時54分
わいせつ行為 教諭を懲戒免職
長崎県内の小学校の28歳の教諭が、女子児童を体育館や会議室などに個別に呼び出してあわせて9人にわいせつな行為を繰り返していたことがわかり、県教育委員会は懲戒免職処分にしました。
懲戒免職になったのは、県内の小学校の28歳の教諭です。
県教育委員会によりますと、教諭は3年前の平成28年7月ごろからおととし2月ごろにかけて、自分が担任を務めていたクラスの4人の女子児童を家庭科室や会議室などに個別に呼び出して、口に指を入れるなどのわいせつな行為を7回繰り返していました。
またおととし10月ごろから先月9日にかけて、女子児童5人を体育館などに個別に呼び出し、マット運動の指導などと偽って胸や尻などを触るわいせつ行為を繰り返していたということです。
被害にあった児童の1人が、先月9日に別の女子児童が個別に呼び出されたのを不審に思って声をかけ、地域の学校関係者に相談したことで、こうした行為が明らかになったということです。
県教育委員会の調査に対して教諭は「性的な興味があり、子どもの体に触りたいと思ってしまった」などと話しているということです。
また県教育委員会は、長崎市内の中学校の40歳の教諭について、生徒の保護者にかけた携帯電話が通話状態になっていることに気づかないまま、この生徒から受けていた友人関係のトラブルの相談を別の教諭と話し、保護者や生徒を失望させて生徒が転校する事態を招いたとして、戒告の処分にしました。
長崎県教育委員会は「学校現場で児童や生徒を被害者とする事案が発生したことは許されない。教職員の指導を徹底して不祥事の防止に努めたい」と話しています。
- 関連記事
-
- 「あなたに合った学校を」教諭の暴言、和解成立
- 体罰の中学教諭を停職処分 生徒の自殺未遂で発覚
- 女子児童9人にわいせつ行為を繰り返す
- 教職員のわいせつ防止へ自己分析チェックシート
- 女子生徒へのわいせつ行為で懲戒免職
スポンサーサイト