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市教委が“父からいじめ”回答を父に渡す

日テレNEWS24
2019年1月31日(木)12時12分

市教委が“父からいじめ”回答を父に渡す

千葉県野田市で10歳の女の子が死亡し、父親が逮捕された事件で、女の子が「父親にいじめられている」と学校に答えたアンケートを市の教育委員会が父親に渡していたことが分かった。

この事件は今月24日、野田市に住む栗原心愛さんが自宅の浴室で死亡しているのが見つかったもので、父親の栗原勇一郎容疑者が傷害の疑いで逮捕されている。

その後の野田市への取材で、心愛さんが「父親にいじめられている」と学校に答えたアンケートのコピーを野田市の教育委員会が、去年1月、栗原容疑者に渡していたことが分かった。

心愛さんは、このアンケートをきっかけに、児童相談所に一時保護されたが、栗原容疑者が、学校に「人の子を誘拐するのか」「アンケートの実物を見せろ」などと激しく抗議したため、野田市の教育委員会と学校が協議し、虐待の抑止につながればと考え提供したという。



NHK NEWS WEB
2019年1月31日(木)18時31分

女児死亡 父親にアンケート渡した野田市教委の担当者が謝罪

千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し、41歳の父親が傷害の疑いで逮捕された事件で、女の子が「父からいじめを受けている」と訴えた小学校のアンケートのコピーを、市の教育委員会が父親からの要求を受けて渡していた問題について、教育委員会の担当者は31日の会見で「配慮が足りないだけでは済まされない、取り返しのつかないことをしてしまった」と謝罪しました。

千葉県野田市は31日午後、鈴木有市長や教育委員会の担当者らが記者会見を開き、はじめに鈴木市長が今回の事件で小学4年生の栗原心愛さん(10)が亡くなったことについて「これから人生が始まる心愛さんの命を救えず、誠に申し訳ございません」と陳謝しました。

会見によりますと、心愛さんの一時保護が解除されたあとの去年1月12日、父親の栗原勇一郎容疑者(41)が妻とともに小学校を訪れた際、「娘に暴力は振るっていない。一時保護といって子どもを引き離された者の気持ちがわかるか」などと抗議し、アンケートの回答を見せるよう強く迫ったということです。

その3日後に栗原容疑者が市の教育委員会を訪れた際にも、威圧的な態度で要求したということです。

アンケートを渡した教育委員会の矢部雅彦次長は「恐怖感を覚え精神的にも追い詰められて影響を深く考えられなかった。守れる命を守れなかったと考えると配慮が足りないだけでは済まされない、取り返しのつかないことをしてしまった」と謝罪しました。

矢部次長は上司の教育長をはじめ、児童相談所などにも相談していなかったということです。

野田市は今回のアンケートは渡してはならない情報で市の情報公開条例に違反するとして、関係者の処分を検討しています。


アンケートの内容は

また、野田市は、亡くなった心愛さんがおととし小学校で行われたいじめに関するアンケートに、どのように答えていたのかを明らかにしました。

アンケートは冒頭で「このアンケートは、みなさんが、いじめのないたのしいがっこうせいかつができるようにするためのものです。ひみつをまもりますので、しょうじきにこたえてください」などと協力を呼びかけています。

市によりますと、心愛さんは「あなたは、今いじめられていますか。」という質問に「はい」と答えていました。
そのうえでどのようないじめかをたずねる質問に対して、選択肢の中から「いやなことをくりかえしていわれたり、こわいことばでいわれたりする」、「おもいきりぶつかられたり、たたかれたり、けられたりする」などを選んでいました。

あなたは、いじめをだれからうけましたかという質問には、「かぞく」を選んでいたということです。

そして、悩みや相談したいことを自由に書くことができる欄には、「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか。」と記されていたということです。

2019-1-31、NHK


・共同通信
2019年2月1日(金)18時09分

女児死亡、野田市教委を行政指導
アンケート渡しで文科省

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡した事件を受け、文部科学省児童生徒課の松木秀彰生徒指導室長は1日、市教育委員会に対し、心愛さんの学校アンケートの回答を父に渡した対応が極めて不適切だったとして、県の第三者委員会などによる検証に全面的に協力するよう口頭で行政指導した。

 松木室長は市教委が回答のコピーを父の勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=に渡した対応などの経緯を聞き取るため、1日に市へ派遣された。市教委の担当者と非公開で面談した。



・共同通信
2019年2月1日(金)20時49分

「父が暴力」回答の写し公開
死亡小4女児アンケート

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡した事件で、市は1日、心愛さんが2017年11月、父勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=からの暴力を訴え「先生、どうにかできませんか」とつづった学校アンケートの回答の写しを公開した。欄外には当時の担任が暴力の状況を聞き取り「けられて今もいたい」「なぐられる10回(こぶし)」などと書き込んでいた。

 心愛さんは、アンケートの自由記述欄に「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか。」と書いた。

2019-2-1、共同通信
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