中学教諭 体罰で戒告の懲戒処分

2019年01月09日(水)21時03分
中学教諭 体罰で戒告の懲戒処分
県教育委員会は、中学校に勤める57歳の男性教諭について、3人の生徒に押し倒したりたたいたりする体罰を行っていたとして、戒告の懲戒処分にしたことを明らかにしました。
先月、戒告の懲戒処分を受けたのは、西北地域の中学校に勤める57歳の男性教諭です。
県教育委員会によりますと、この教諭は、去年の5月ごろから7月ごろにかけて、3人の生徒に、授業中や休み時間に体罰を行っていました。
このうちの1人には、両脇をつかんで持ち上げて後ろに押し倒し、生徒は机に背中をぶつけたということです。
また、ほかの2人には、腹をたたいたり尻を蹴ったりしたということです。
これらの体罰は、保護者からの訴えをきっかけにわかったもので、いずれの生徒にもけがはないということです。
聞き取りに対し男性教諭は、「生徒とより親密になりたいと思って、遊んでいるつもりだった」などと話しているということです。
このほか県教育委員会は、西北地域の県立高校の43歳の男性教諭と、むつ市の中学校の35歳の男性教諭について、制限速度を30キロ以上オーバーして車を運転し検挙されたことを受け、先月、いずれも戒告の懲戒処分にしました。
県教育委員会は、「信頼される学校づくりに努め、服務規律の厳正な確保に粘り強く取り組みたい」と話しています。
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