県立高校2教諭、体罰問題で戒告 県教委が処分

2018年12月27日(木)08時25分
県立高校2教諭、体罰問題で戒告 県教委が処分
岐阜県教育委員会は26日、生徒を殴ったり、靴で頭をたたいたりする体罰をしたとして、中津川工業高の男性教諭(54)と大垣工業高の男性教諭(46)をそれぞれ戒告の懲戒処分とした、と発表した。
また、大垣特別支援学校の60代の男性教諭は悪質性は低いとして懲戒処分せず、文書訓告とした。
県教委によると、中津川工業高では8月、教諭が補習を欠席した1年の男子生徒と口論。生徒の右頰を拳で殴り、口の中を切るけがを負わせた。管理監督責任を問い、校長を厳重注意とした。
大垣工業高では5~6月の間に、教諭が周囲の生徒に話し掛けて授業を妨げた2年の男子生徒にチョークや黒板消しを投げつけたり、室内用のジョギングシューズで頭をたたいたりした。昨年度も同様の体罰を行った。昨年度と本年度の各校長を厳重注意、各副校長を口頭注意とした。大垣特別支援学校の教諭は昨年4月、当時小学部3年の男子児童のトイレを介助した際、ふざけてのけぞり洗面台に頭をぶつけそうになった男児の背中をたたいた。校長を口頭注意とした。
- 関連記事
-
- 下着窃盗未遂
- 体罰で減給3か月
- 県立高校2教諭、体罰問題で戒告 県教委が処分
- 体罰や「女子生徒に抱きつき」非公表に疑問の声
- 教諭3人を懲戒処分 / 岐阜
スポンサーサイト