体罰で教員585人処分 全国の公立小中高、69人減

2018年12月25日(火)18時37分
体罰で教員585人処分 全国の公立小中高、69人減
2017年度に全国の公立小中学校、高校などで体罰を理由に懲戒や訓告などの処分を受けた教員は585人で、前年度から69人減ったことが25日、文部科学省の調査で分かった。私立は6人増の185人、国立が2人減の3人だった。
体罰による公立校の処分者は11年度までは年400人前後で推移してきたが、13年1月に発覚した大阪市立桜宮高の体罰問題を受け、13年度は3953人に急増。その後は減少傾向にある。文科省の担当者は、各学校現場で体罰の根絶の取り組みが進んだとみているが「依然少ないとは言えない」と語った。
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