中学校バスケ部で男性教諭が体罰

2018年12月26日(水)12時56分
中学校バスケ部で男性教諭が体罰
山形市の中学校で、バスケットボール部の男性顧問が部員を1時間にわたり正座させるなど、去年からことしにかけて5人の部員に体罰をしていたことがわかり、学校は今月部員や保護者に謝罪しました。
市教育委員会によりますと、体罰があったのは山形市内の市立中学校で男子バスケットボール部の顧問を務める50代の男性教諭です。
保護者から相談を受けて学校が調べたところ、男性教諭は、去年3月当時1年生の部員に対し、授業中の態度が悪いとして体育館の床で1時間にわたって正座をさせたということです。
また、去年からことしにかけて部活動や試合中に部員の皮膚をつねり3人に内出血を負わせるなど、合わせて5人に体罰をしていたことが確認されたほか、部員への暴言もあったということです。
教諭は体罰や暴言を認め、「熱意が行きすぎた」と反省の態度を示しているということです。
学校は今月部員と保護者に謝罪していて、教諭の処分は今後県教育委員会で検討されます。
山形市学校教育課は「体罰は絶対に認められないと教員に指導している中で今回のケースが発覚し、大変遺憾だ。2度と起きないように再発防止に取り組みたい」と話しています。
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