生徒の自殺問題で校長を戒告処分

2018年11月20日(火)17時21分
いじめ対処せず、兵庫で校長懲戒
2年前の中2女子生徒自殺
兵庫県加古川市で2016年9月、市立中2年の女子生徒=当時(14)=がいじめを原因に自殺した問題で、県教育委員会は20日、重大ないじめに対処していなかったとして当時の男性校長(59)を戒告の懲戒処分とした。生徒の担任と学年主任の教諭は訓告、部活動の顧問ら2人は厳重注意とした。
加古川市教委が設置した第三者委員会は17年12月、部活動での無視や仲間はずれといったいじめが原因と認定。生徒は自殺数カ月前のアンケートでいじめを訴えており、第三者委員会は「学校が対応すれば自殺せずにすんだ」と指摘していた。
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