男子児童に体罰

2018年10月17日(水)11時02分
体罰
男性教諭、トイレで男児の頭殴る 訓告処分 香川
香川県中部の公立小学校で今年3月中旬、20代の男性教諭がトイレの個室にこもった男子児童の頭を複数回殴っていたことが16日、地元教育委員会への取材で分かった。地元教委は体罰にあたるとして7月に訓告処分にした。
地元教委によると、教諭は昼休み後の校内清掃が終わった際、上級生とボール遊びをしていた男児に教室へ入るよう指示。男児は応じず、ふざけてトイレの個室にこもった。男児が教諭へ暴言を繰り返したことから、教諭は洗面台に足をかけ、個室の上部から頭を拳で2回殴り、腕も1回たたいたという。男児は拳を避けようとして個室内の窓枠に頭をぶつけた。
教諭は男児を保健室へ連れて行き、腫れた頭部の手当てを受けさせた。同日中に男児の保護者に経緯を説明し、校長とともに謝罪。暴言に腹が立ったと説明しているという。
地元教委の担当者は「手を上げたのは許されない行為で、教職員に指導のあり方を徹底するよう校長に伝えた」と話している。監督責任を問い、校長も口頭での厳重注意処分とした。
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