同じ中学の教諭2人 体罰で自宅待機

2018年8月25日(土)11時06分
中1に「校舎80周」指示の教諭、自宅待機に 大津市教委
大津市教育委員会は24日、市立南郷中(同市赤尾町)の男性教諭(28)が、掃除をしなかった1年生の男子生徒を威嚇し、首もとをつかむなどの体罰があったと発表した。また、同中ソフトテニス部の1年の男子生徒が顧問の男性教諭(31)から校舎の周りを80周走るよう指示され熱中症で搬送された問題も協議し、体罰と認定した。
同日開かれた教育長委員協議で報告された。市教委は事案を県教委に報告。県教委の処分が決まるまで2教諭を自宅待機とした。
市教委によると今年6月、掃除をせずに吹奏楽部の活動に向かった男子生徒に対し、担任の男性教諭は「おい」と大声を出し机を蹴って威嚇。生徒の首もとをつかんで掃除するよう指導した。生徒にけがはなかった。
また、ソフトテニス部顧問の教諭は7月、サーブの失敗が多かった男子生徒に対し、「校舎周りを何周走るか」と問い、生徒が4周と答えたところ「アカン、20倍や」などと指示した。
教諭は4周目以降の状況確認をせず、男子生徒は途中で倒れ救急搬送された。教諭は学校行事でハチマキの持参が必要な際、忘れないようにと別の生徒の腕に「ハチマキ」と油性マジックで書き込むなどしていたことも分かった。
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