高校教諭が成績入りのUSB紛失

2018年6月11日(月)22時23分
高校教諭が成績入りのUSB紛失 大阪市
大阪府教育庁と大阪市教育委員会は11日、府立泉大津高(大阪府泉大津市)の30代の男性教諭が生徒153人分の個人情報が記録されたUSBメモリー1本を紛失し、個人情報が流出したと発表した。USBは男性教諭の私物で、パスワードなどは設定されていなかった。
府教育庁などによると、男性教諭は平成25~27年度に大阪市立第二工芸高校(阿倍野区)に講師として、その後、泉大津高で教諭として勤務。USBメモリーには、第二工芸高校の生徒計95人分、泉大津高の29年度の1年生計58人分の個人情報がそれぞれ記録されていたという。
私物のUSBの業務使用は禁止されているが、男性教諭は自宅で仕事をするために持ち帰っていたという。今年4月末には紛失に気づいたが、学校側には届け出なかった。
今月1日、一部の生徒の個人情報が印刷された文書が、匿名で府教育庁に送られてきたことから発覚。府教育庁と市教委は、個人情報が入っていた生徒や卒業生に謝罪するとともに、府教育庁で処分を検討するとしている。
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