いじめによる大けがを隠蔽

2018年5月21日(月)01時27分
生徒大ケガ すぐに市教委に報告せず 広島
広島県福山市の中学校が、生徒の大ケガについて、1か月間、教育委員会に報告していなかったことが分かった。
報告を怠ったのは福山市の公立中学校。先月16日、2年生の男子生徒が教室に入ろうとしたところ、同級生に邪魔をされ、押した。押された生徒は、男子生徒を追いかけて、廊下で背中を押すなどしたという。男子生徒は、両手の骨を折る大ケガをした。
学校は、この事実を1か月間、福山市教委に報告していなかった。
問題があった中学校校長「報告しなきゃいけないことは分かっていましたが、失念していました」
学校によると、当初、ケガをした生徒はいじめはないとしていたが、今月中旬になり両親に相談し、いじめが発覚した。
学校は、両親から相談を受ける直前に教育委員会に報告していた。
- 関連記事
-
- 体罰で2度目の処分
- 答案用紙を採点せずに放置
- いじめによる大けがを隠蔽
- 非常勤講師を傷害容疑で逮捕
- 女子生徒転落で後遺症 町に1億1300万円賠償命令
スポンサーサイト