偽の休暇届で減給処分

2018年4月27日(金)
懲戒処分
教諭が偽休暇届、裁判に証拠提出 愛知県教委処分
自作したうその休暇届を民事裁判の証拠として裁判所に提出したとして、愛知県教育委員会は26日、同県豊田市立豊南中学校の女性教諭(38)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。
県教委や豊田市教委によると、教諭は2015年7月に個人相手に起こした私的な訴訟で、精神的苦痛を訴えるためうその休暇届を自宅で作成し、証拠書類として提出した。休暇理由を「うつ状態」「摂食障害」などと記し、コピーした校長印を貼り付けていた。
17年9月の判決で教諭の精神的苦痛が認定され、訴訟は終結したが、うその休暇届が根拠になったかどうかなど詳細は不明という。
休んだとする時期に教諭が活動する様子が学校のホームページに掲載され、訴訟の相手方が今年3月、市教委に問い合わせて発覚した。教諭は「精神的苦痛を証明したい一心でうその証拠を出した」と話しているという。
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