女子生徒転落で後遺症 町に1億1300万円賠償命令

2018年03月31日(土)10時57分
女子生徒転落で後遺症 町に1億1300万円賠償命令
広島県府中町の中学校で女子生徒が校舎から転落し、後遺症を負ったのは教師が注意義務を怠ったからだとして賠償を求めていた裁判で、広島地裁は町に約1億1300万円の賠償を命じました。
9年前、中学2年の女子生徒(当時13)が部活動中に校舎4階から転落し、高次脳機能障害などの後遺症を負ったのは教師が注意義務を怠ったからだとして府中町に約1億5000万円の賠償を求めていました。30日の判決で、広島地裁は女子生徒は教師の指示を受けて窓を開けようとした際、バランスを崩して転落したと認定しました。そのうえで、教師は転落防止措置を取るよう指示しておらず、注意義務違反があったとして原告の主張を認め、府中町に約1億1300万円の賠償を命じました。
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