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生徒が作ったツリーを捨てる教諭

京都新聞
2017年12月23日(土)08時16分

障害児作のツリー、教諭が4人分廃棄 滋賀の重症児養護学校

 滋賀県立三雲養護学校紫香楽校舎(甲賀市)に勤務していた30代男性教諭が、児童生徒のクリスマスツリーの作品を捨てていたことが22日、分かった。同校は校舎に隣接した病院に入院している重症心身障害の子どもたちが在籍しており、保護者は「親にとってはかけがえのない作品で、あきれた行為」と批判。学校側は「軽率だった」と謝罪している。

 同校によると、昨年冬、小学部・中学部の児童生徒5人が授業の工作で、画用紙を使って高さ30センチほどのツリーを一つずつ作った。校内で保管し、今年3月ごろ、教諭が入学式に飾るため花びらを付けて桜の木に変えようとしたが、五つのうち四つを「うまくいかなかったので廃棄した」(同校)という。

 ほかの一つは、同月に保護者懇談で訪れた保護者の一人に求められ渡していた。保護者が、ツリーの底に書かれていた作者の名前を見て自分の子どもの作品ではないことに気づき、11月に「うちの子のものとかえてほしい」と問い合わせて、廃棄されていたことを知った。

 保護者は「子どもの立場を考えたら、あってはいけないこと」と話す。同養護学校の安藤宗久校長は「教師は一つ一つの活動の意味を考え、大事にしなければならない。教諭に悪意はなかったが軽率だった」とする。
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