部活中の男子生徒に体罰し脅迫

2017年12月13日(水)
生徒体罰の高校教諭処分 県教委、平手打ちで鼓膜破る
県教委は12日、顧問を務める運動部の部活中に高校1年の男子生徒3人に体罰を行い、うち1人の鼓膜を破るけがを負わせたとして、盛岡教育事務所管内の高校男性教諭(40)を停職2カ月の懲戒処分にした。停職は13日から。同校の校長は訓告処分とした。
県教委によると、教諭は10月27日午後4時40分ごろ、学校内の体育施設で、指示した練習メニューなどを守らなかったとして、生徒の左ほほを右手で1回ずつ平手打ちし「今後、このようなことがあったらぶっ殺す」と脅した。
生徒1人は左耳の鼓膜が破れ、約1カ月通院した。生徒は通学しており、部活動にも所属している。けがをした生徒の保護者が学校に電話連絡して同30日に発覚。同日に教諭は顧問を解任されたが、現在も同じ高校に勤務している。
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