学生にケガさせた広島大教授を停職6ヵ月

2017年11月9日(木)17時39分
広島大教授が学生にけが 停職6か月 傷害罪で略式命令も
生物学などが専門で数多くの著作を手がける広島大学の56歳の教授が、学生と口論になった際、足を払って転倒させけがをさせたとして停職の処分を受け、傷害の罪で罰金の略式命令を受けたことがわかりました。
略式命令を受けたのは、広島大学社会産学連携室に所属する長沼毅教授(56)です。大学によりますと、ことし3月、自分の研究室に所属する男子学生と口論になった際、学生の足を払って転倒させけがをさせたほか、顔につばをはきかけたり繰り返し暴言を浴びせたりしたということです。
ことし7月、大学から停職6か月の懲戒処分を受け、その後、傷害の罪で略式起訴されて今月1日、東広島簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。
長沼教授は生物学などが専門で、深海の生物や宇宙などに関する数多くの著作を手がけています。広島大学は、「誠に遺憾で、被害者の学生や関係者におわび申し上げます。教職員に対する一層の意識啓発をはかり再発防止に努めていきたい」としています。
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