生徒の給食取り上げる不適切指導 教諭を戒告処分

2017年10月24日(火)20時40分
生徒の給食取り上げる不適切指導 教諭を戒告処分
大分県の特別支援学校に勤務する教諭が、生徒が指導に従わないことを理由に、給食のおかずを取り上げたり、廊下に出して教室に鍵をかけたりするなど不適切な指導をしていたことがわかり、24日づけで懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは大分県内の特別支援学校に勤務する40代の女性教諭です。
大分県教育委員会によりますと、この女性教諭は、去年の12月ごろから生徒3人に対し、指導に従わないことを理由に給食のおかずを取り上げたり、廊下に出して教室に鍵をかけたりするなど不適切な指導を複数回行っていたということです。
教諭は調査に対し、不適切な指導を行ったことを認め、県の教育委員会は24日付けで戒告の懲戒処分にしました。学校は保護者と生徒に謝罪し、この教諭を担任から外しました。
不適切な指導はことし2月、保護者の依頼を受けた弁護士からの連絡で発覚し、教師は「生徒に対して不安感を与えてしまい、申し訳ありません」と話しているということです。県教育委員会は「再発の防止を徹底します」と話しています。
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