群馬大 教授を懲戒解雇

2017年10月11日(水)20時25分
大学院教授を懲戒解雇=データ改ざん、学生中傷で-群馬大
群馬大は11日、論文のデータを改ざんしたり、ツイッターで学生を中傷したりしたとして、大学院保健学研究科の江本正志教授を懲戒解雇処分にしたと発表した。処分は5日付。
同大によると、江本教授らが2008~10年に発表した論文4本で、画像データを切り張りするなど計12カ所の改ざんが確認された。各論文の著者は複数人で、同教授は「誰がやったか分からない」と説明したという。同教授は論文内容に責任を負う立場だが、調査に必要なデータを提供せず、論文を取り下げないため処分対象とした。
また大学側は、江本教授がツイッターでハンドルネームを使い、群馬大や学生を中傷する書き込みをしていたと認定した。同教授は否定しているという。
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