部活中に熱中症 コーチの非常勤講師を処分

2017年8月28日(月)12時30分
100mを100回以上走らせ熱中症 野球部コーチを処分
岐阜県美濃加茂市の高校で、硬式野球部に所属する男子生徒がコーチの指示で100メートルを100回以上走ったあと倒れて病院に救急搬送され、熱中症と診断されていたことが分かり、学校は、このコーチについて野球部での指導を無期限の停止としました。
岐阜県美濃加茂市の美濃加茂高校によりますと、今月16日、硬式野球部に所属する16歳の2年生の男子生徒が練習中グラウンドを走っている途中で呼吸困難となり、救急車で病院に搬送されたということです。
男子生徒は100メートルを130回走るようコーチに指示され、100回以上走ったところで倒れたということで、熱中症と診断されたということです。男子生徒は1週間後に退院し28日から通学しているということです。
コーチは保健体育の非常勤講師で、前日の練習後の生徒の態度が不真面目だったとして走らせたということで「申し訳ないことをした」と話しているということです。
学校はコーチについて野球部での指導を無期限の停止としたほか、監督を厳重注意とし、26日、野球部の生徒の保護者に経緯を説明しました。
美濃加茂高校の赤崎耕二校長は「体罰に近い行き過ぎた指導だった。生徒の健康管理を徹底し、二度と同じようなことが起こらないようにしたい」と話しています。
- 関連記事
-
- 死亡事故で教授を逮捕
- 残さず食べなさい-給食指導で児童5人嘔吐、教諭を厳重注意 岐阜
- 部活中に熱中症 コーチの非常勤講師を処分
- 野球部員の下着を脱がせてマッサージ 男性講師停職
- 男性教諭が女子生徒に「サル」とあだ名 校長が口頭で注意
スポンサーサイト