部活動で不適切指導

2017年8月14日(月)19時12分
監督の校長や顧問の教諭が不適切な指導 奈良育英サッカー部
奈良市の奈良育英中学校・高校のサッカー部で、監督を務めていた校長が不適切な指導を行っていたとして、校長が依願退職していたことがわかりました。
学校を運営する法人によりますと、奈良育英中学校・高校のサッカー部では、監督を務めていた上間政彦・校長が去年の夏ごろ、高校生らにボールを強く蹴らせ、別の生徒に1メートルほどの至近距離で受け止めさせるなど、不適切な指導を行っていたということです。これについて、校長は「指導する立場として不適格だった」として、先月依願退職しました。
一方、ことし3月には、顧問の40代の男性教諭が、部活動の最中に、中学2年生の部員の胸ぐらをつかみ、顔を平手打ちするなどの体罰を行ったということです。
学校法人では、この教諭の処分を検討するとともに、ほかの部活動でも体罰などの不適切な指導がなかったか調べることにしています。
奈良育英高校のサッカー部は、全国高校サッカー選手権に奈良代表でこれまで13回出場している強豪です。
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