女子生徒の胸を触り、懲戒免職

2017年7月20日(木)05時00分
千葉県立高教諭、教え子の胸触り免職 わいせつ処分昨年超え 千葉県教委、再発防止図る
勤務先の千葉県立高校内で教え子の女子生徒(16)の胸を触ったとして、県教委は19日、男性教諭(26)を懲戒免職処分にした。千葉県教委は生徒の特定を避けるためとして教諭の氏名を公表せず、勤務校も「県東部に所在」との説明にとどめた。本年度、県教委がわいせつ事案で懲戒処分した教員は4人目(免職3人、停職1人)となり、昨年度1年間の3人を早くも上回った。
県教委によると、男性教諭は今月7日午後6時すぎ、校内の準備室で、授業を担当する女子生徒の胸を1回触った。女子生徒がすぐに退室し、担任の別の教員に相談したため発覚。男性教諭は県教委の聴取に対し「なぜ、このようなことをしてしまったのか分からない」と話しているという。
当時、女子生徒は男性教諭から書類の書き方指導を一対一で受けており、指導後に突然触られたという。
監督責任として同校の男性校長(58)も減給10分の1(3カ月)の懲戒処分。
記者会見した県教委の半田徹也教育次長は、わいせつ行為での処分が続くことに「県民の信頼を大きく裏切ることになり、誠に申し訳ない」と陳謝した。
その上で、5月に2人が免職となった際には実施していなかった全教職員による自己点検や臨時の教育事務所長・県立学校長合同会議で、改めて再発防止の徹底を図り、今月から全教職員の給与明細には不祥事根絶に向けた教育長の訓示などを同封すると説明した。
本年度は飲酒運転でも1人が免職となっている。
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