「洗剤いらず」スポンジで教頭などが児童の体こすりけが
2017年2月17日(金)18時44分 NHK NEWS WEB
「洗剤いらず」スポンジで教頭などが児童の体こすりけが
大阪・東大阪市の小学校で、教頭などが児童の体に付いた汚れを取ろうとして、特殊な素材でできたスポンジなどでこすり、児童が10日間のけがをしていたことが、関係者への取材でわかりました。このスポンジは「洗剤が必要ない」などとして人気がありますが、国民生活センターなどは、人に使うと皮膚が傷つくとして、注意を呼びかけています。
関係者によりますと、去年9月、東大阪市の縄手南小学校で、3年生の男子児童の首に油性ペンで書かれた落書きが見つかり、40代の教頭と30代の事務職員が学校にあったスポンジなどでこすって消そうとしました。
その後、皮膚が赤くなったため、教頭などは途中でこするのをやめましたが、児童は首に10日間のけがをしました。
学校が調べたところ、このスポンジは特殊な素材でできた「メラミンスポンジ」と呼ばれ、人に使ってはいけないものだとわかったということです。
「メラミンスポンジ」は、洗剤をつけなくても水だけでガラスなどの汚れを落とすことができるとして人気がありますが、体をこすると皮膚を傷つけるとして、国民生活センターや製造元が注意を呼びかけています。
児童は前の日に自宅できょうだいに落書きをされ、そのまま登校したということで、スポンジでこすられた際に「痛い」と訴えましたが、教頭などは「我慢して」と言って、しばらくこすり続けたということです。
小学校や市の教育委員会は「調査中でコメントできない」などとしています。
参考画像

メラミンスポンジ
「洗剤いらず」スポンジで教頭などが児童の体こすりけが
大阪・東大阪市の小学校で、教頭などが児童の体に付いた汚れを取ろうとして、特殊な素材でできたスポンジなどでこすり、児童が10日間のけがをしていたことが、関係者への取材でわかりました。このスポンジは「洗剤が必要ない」などとして人気がありますが、国民生活センターなどは、人に使うと皮膚が傷つくとして、注意を呼びかけています。
関係者によりますと、去年9月、東大阪市の縄手南小学校で、3年生の男子児童の首に油性ペンで書かれた落書きが見つかり、40代の教頭と30代の事務職員が学校にあったスポンジなどでこすって消そうとしました。
その後、皮膚が赤くなったため、教頭などは途中でこするのをやめましたが、児童は首に10日間のけがをしました。
学校が調べたところ、このスポンジは特殊な素材でできた「メラミンスポンジ」と呼ばれ、人に使ってはいけないものだとわかったということです。
「メラミンスポンジ」は、洗剤をつけなくても水だけでガラスなどの汚れを落とすことができるとして人気がありますが、体をこすると皮膚を傷つけるとして、国民生活センターや製造元が注意を呼びかけています。
児童は前の日に自宅できょうだいに落書きをされ、そのまま登校したということで、スポンジでこすられた際に「痛い」と訴えましたが、教頭などは「我慢して」と言って、しばらくこすり続けたということです。
小学校や市の教育委員会は「調査中でコメントできない」などとしています。
参考画像

メラミンスポンジ
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2017年4月4日(火)20時52分 産経WEST
「痛い!」「我慢して」児童の体を特殊スポンジでこすりけがさせる 容疑の小学校元教頭ら2人を書類送検 大阪府警枚岡署
男子児童の体についた汚れを落とそうと特殊な素材のスポンジでこするなどしてけがをさせたとして、大阪府警枚岡署が4日、業務上過失傷害容疑で、大阪府東大阪市の市立小学校の元教頭の男性(46)と元事務職員の男性(39)を書類送検したことが分かった。
送検容疑は、昨年9月16日、当時9歳の3年生の男子児童の首の後ろ付近にあった油性ペンのいたずら書きを落とそうと、「メラミンスポンジ」と呼ばれる特殊な素材のスポンジでこすったり塗料をはがす溶剤を塗って、全治10日間のけがをさせたとしている。
同署によると、このスポンジには人体に使用しないよう注意書きがあり、男子児童も「痛い」と訴えたが、「我慢して」と言ってこすり続けたという。東大阪市教委の担当者は「大変申し訳なく思っている。再発防止や今後のケアに努めたい」としている。
2017年4月4日(火)20時52分 産経WEST
「痛い!」「我慢して」児童の体を特殊スポンジでこすりけがさせる 容疑の小学校元教頭ら2人を書類送検 大阪府警枚岡署
男子児童の体についた汚れを落とそうと特殊な素材のスポンジでこするなどしてけがをさせたとして、大阪府警枚岡署が4日、業務上過失傷害容疑で、大阪府東大阪市の市立小学校の元教頭の男性(46)と元事務職員の男性(39)を書類送検したことが分かった。
送検容疑は、昨年9月16日、当時9歳の3年生の男子児童の首の後ろ付近にあった油性ペンのいたずら書きを落とそうと、「メラミンスポンジ」と呼ばれる特殊な素材のスポンジでこすったり塗料をはがす溶剤を塗って、全治10日間のけがをさせたとしている。
同署によると、このスポンジには人体に使用しないよう注意書きがあり、男子児童も「痛い」と訴えたが、「我慢して」と言ってこすり続けたという。東大阪市教委の担当者は「大変申し訳なく思っている。再発防止や今後のケアに努めたい」としている。
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