体罰中学で急増 熊本市教委 1件から7件に
2015年05月23日(土) YOMIURI ONLINE 熊本版
体罰中学で急増 熊本市教委 1件から7件に
熊本市教育委員会は22日、市立の小中学校と高校で2014年度、計9件の体罰があったことを明らかにした。前年度より4件増え、中学校では1件から7件に急増した。市教委は内容を分析し、指導法を検討する。
同日開かれた定例の教育委員会会議で報告された。市教委教職員課によると、対象は小学校94校、中学校42校、高校2校。中学校以外では、小学校が前年度と同じ2件、前年度に2件あった高校は0件だった。体罰を受けた児童生徒は小学校2人、中学校10人。内容は平手で頬を打つ、突き飛ばすなどで、いずれもけがはなかった。
体罰を行った教諭は計9人(30歳代~50歳代)で、男性6人、女性3人。2人が1人の生徒に行ったケースも1件あった。うち3人が訓告処分を受け、6人が校長から指導を受けたうえで、体罰を行わない旨の宣誓書を提出したという。
同課は「研修や校長を通じての指導を行っているが、まだ認識の甘い教諭がいるのではないか。体罰を繰り返す教諭にはカウンセリングを勧めるなど、指導法を検討したい」としている。
体罰中学で急増 熊本市教委 1件から7件に
熊本市教育委員会は22日、市立の小中学校と高校で2014年度、計9件の体罰があったことを明らかにした。前年度より4件増え、中学校では1件から7件に急増した。市教委は内容を分析し、指導法を検討する。
同日開かれた定例の教育委員会会議で報告された。市教委教職員課によると、対象は小学校94校、中学校42校、高校2校。中学校以外では、小学校が前年度と同じ2件、前年度に2件あった高校は0件だった。体罰を受けた児童生徒は小学校2人、中学校10人。内容は平手で頬を打つ、突き飛ばすなどで、いずれもけがはなかった。
体罰を行った教諭は計9人(30歳代~50歳代)で、男性6人、女性3人。2人が1人の生徒に行ったケースも1件あった。うち3人が訓告処分を受け、6人が校長から指導を受けたうえで、体罰を行わない旨の宣誓書を提出したという。
同課は「研修や校長を通じての指導を行っているが、まだ認識の甘い教諭がいるのではないか。体罰を繰り返す教諭にはカウンセリングを勧めるなど、指導法を検討したい」としている。
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