生徒を骨折させた教諭を停職1カ月

2019年6月26日(水)18時24分
柔道部員と乱取りし骨折、報告も怠る 高校教諭を停職
顧問を務める高校柔道部の練習で屋外で生徒を転倒させ足を骨折させたとして、宮崎県教育委員会は26日、県央地区(宮崎市、児湯郡、西都市)の県立高校の30代男性教諭を停職1カ月の懲戒処分とし、発表した。男性教諭は学校への報告も怠っていたという。
県教委によると、4月16日午後6時半ごろ、高校の道場で3年生の男子生徒と試合形式の練習を行い、生徒と組み合った状態のまま道場外に出て、生徒を転倒させた。再び道場内に戻って乱取りを続け、四つんばいの状態から立ち上がろうとした生徒に覆いかぶさった。一連の行為で生徒は左足の計3カ所に全治4週間の骨折を負ったという。
県教委の聞き取りに対し、教諭は、組み合った状態のまま道場の外に出たのは意図した行為ではなく、生徒が転倒したことについても「故意ではない」と話しているという。一方、生徒は「先生に押し出された」と言い、両者の言い分は食い違いがあるという。
県教委は教諭の行為が故意かどうかは認定できないとし、体罰ではなく不適切な指導とした。
家庭環境調査票紛失
女子中学生を車で連れ去る 私立中の教師を逮捕

2019年6月26日(水)10時24分
車に生徒の少女を監禁 中学校教師の男逮捕
25日、群馬県高崎市で女子中学生を車の中に監禁したとして、27歳の教師の男が逮捕された。
監禁の疑いで逮捕されたのは、群馬県安中市の私立中学校の教師、内田慎也容疑者。警察によると、25日午後1時過ぎ、県内に住む女子中学生の母親から「家で留守番をしているはずの娘がいない。家の中が荒らされ、モノが散乱している」と通報があったという。
警察が防犯カメラなどを捜査したところ、25日午後4時半過ぎ、高崎市内の山中で停車していた車の後部座席にいた内田容疑者と女子中学生を発見した。女子中学生は軽いけがをしていた。
2人は同じ中学校の教師と生徒だったということで、警察は内田容疑者が自宅から女子中学生を連れ去ったとみて、経緯などを詳しく調べている。