悪口書かれ、教諭が児童の胸ぐらつかむ

2019年04月05日(金)09時07分
悪口書かれ、教諭が児童の胸ぐらつかむ
岐阜市教育委員会は4日、岐阜市立小学校の30代の男性教諭が、自分の悪口をノートに書いていた児童に腹を立てて胸ぐらをつかむなどの体罰をしていた、と発表した。
市教委によると、男性は6年生の学級担任。自分の悪口をノートに書いていた児童2人を2月12日、教室前の社会科準備室に呼び、理由を聴く中で1人の頭をノートでたたいて胸ぐらをつかんで押し倒したほか、もう1人の胸ぐらをつかんだという。
ノートで頭をたたかれた児童の保護者から学校に相談があり、学校側は教諭に事実関係を確認し謝罪。その後、外部から他の体罰についても指摘があり、学級児童への聞き取りを行い、もう1人への体罰と、別の日にも他の児童1人とじゃれ合う中で羽交い締めにするなどの体罰をしたことを把握した。
市教委は4日、記者会見し「最初の(学校側の)対応が甘かった」と陳謝。教諭は「行き過ぎた行為があった」と反省しているという。市教委の原昭雄教育政策参与は「体罰はいかなる場合でもあってはならない。再発防止を徹底する」と述べた。
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