教諭と押し合いになり児童が骨折

2019年01月24日(木)11時31分
養護学校で教諭が児童を骨折
去年、鹿児島市内の県立養護学校で、授業中に50代の男性教諭と小学部の4年生の男子児童が押し合いになり、児童の右腕の骨が折れていたことがわかりました。
学校は事故だったとして児童の保護者に謝罪し、教諭は自主的に退職したということです。
県教育委員会などによりますと去年9月、鹿児島市にある県立武岡台養護学校で、授業中に小学部4年生の男子児童と担任の50代の男性教諭が押し合いとなり、児童が痛みを訴えたため、病院を受診したところ右腕の上部を骨折していたということです。
養護学校によりますと医師は腕をひねった際に骨が折れたように見えると診断したということです。
学校の聞き取りに対しこの男性教諭は、落ち着かない様子だった児童を自分のひざの上にのせたところ顔を触ってきたことなどから、やめさせようとして押し合いになったと説明しているということです。
また、学校が教室にいたほかの2人の教員に聞き取ったところ「担任と
児童が日ごろから繰り返しているやりとりに見えた」などと説明したことから事故によるものだったと結論づけ、保護者に謝罪したということです。
また、男性教諭は翌10月、「一身上の都合」として退職したということです。
県教育委員会は「今回このような事故が起きたことを申し訳なく思う。同じことが起きないよう十分に配慮していきたい」とコメントしています。
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