校長が酒気帯び運転

2018年12月04日(火)20時59分
今治の小学校長が警察に検挙
今治市の小学校の校長が、4日朝、酒気帯び運転などの疑いで警察に検挙され、市の教育委員会は記者会見を開いて謝罪するともに、教職員の指導を徹底するとしています。
今治市教育委員会によりますと、4日午前7時ごろ、今治市立吹揚小学校の藤田晋司校長(60歳)が、ミニバイクで通勤中に一時停止の信号を無視した疑いで警察に呼び止められたということです。
その際、校長の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため、道路交通法の一時不停止と酒気帯び運転の疑いで検挙されたということです。
校長は、3日午後7時から10時にかけて、自宅で、焼酎のお湯割り1杯と日本酒を3合から4合ほど飲んだということで、「飲んだ酒は分解されていると思った。本来、指導する立場にある者がこうした違反をしてしまい誠に申し訳ない」と話しているということです。
市の教育委員会は、校長を4日から自宅謹慎にするととともに、処分を検討することにしています。
校長の検挙を受けて、市の教育委員会は、今後臨時の小中学校長会を開き、校長を対象にした研修を行うことにしていて、「校長としてあるまじき行為で、深くおわび申し上げるとともに教職員への指導を徹底し、学校教育への信頼回復に努めたい」としています。
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