勤務中にたばこ 校長を戒告処分

2018年11月01日(木)17時34分
喫煙の職場離脱で校長を戒告処分
大阪府立高校の62歳の校長が、勤務時間中にたばこを吸うため、去年4月から12月までの間に、あわせて18回職場を離れていたなどとして、大阪府教育委員会は、1日付けで、この校長を戒告の処分にしました。
戒告処分を受けたのは、大阪府立高校の62歳の男性校長です。
大阪府教育庁によりますと、この校長は、去年4月から12月までの間、勤務時間中に、あわせて18回にわたり学校の敷地外の路上でたばこを吸うため、職場を離れたということです。
また、ことし6月の大阪府北部の地震の影響で、地震当日の授業を月末の土曜日に振り替えた際、この日に授業が行われるのを忘れ、およそ4時間、遅刻したということです。
教育庁の調査結果を受けて、大阪府教育委員会は、この校長を、1日付けで、戒告の処分にしました。
校長は、大阪府の公募に応じて去年4月に就任した民間企業の出身者で、調査に対し、「自分への甘えから喫煙することがあった。生徒や教員のかがみでなければならないという認識と覚悟が欠けていた」と話しているということです。
校長は、家族の介護を理由に、1日付けで依願退職したということで、喫煙のため職場を離れていた時間分の給与などを返還する意向を示しているということです。
スポンサーサイト