パワハラ 山形大教授を減給

2018年07月23日(月)19時13分
パワハラ 山形大教授を減給
山形大学は、50代の教授が職員に対してハラスメント行為を行っていたとして、23日付けで減給の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは、飯豊町にあるリチウムイオン電池の研究センターで、責任者を務める50代の男性教授です。
先月、大学が公表した調査結果によりますと、男性教授は部下の職員、少なくとも3人に対して、「ボケ」「役立たず」などと書いたメモを残したり、人前で「ばか」「小学生以下」などと発言をしたりするパワーハラスメントを行っていたということです。
これを受けて大学は、23日付けで、男性教授を平均賃金の1日分を半額に減給する懲戒処分にしました。
山形大学の小山清人学長は、「被害者の方をはじめ、関係者の皆様に心よりおわび申し上げます。改めて教職員に対する一層の意識啓発を図るとともに再発防止、信頼の回復に努めて参ります」というコメントを出しました。
処分は文書注意に次いで軽い内容で、大学側は、「規則に基づいて、学長や理事でつくる役員会が慎重に判断した」と話しています。
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