体罰とセクハラで教職員2人を処分

2018年7月19日(木)17時36分
体罰とセクハラで教職員2人を処分
香川県内の小学校と中学校でそれぞれセクハラ行為や体罰を行なったとして、県教育委員会は男性教職員2人を停職などの懲戒処分としました。
懲戒処分を受けたのは中讃地域の30代の男性教職員と、丸亀市内の54歳の男性小学校教諭です。
このうち30代の男性教職員はおととし4月から去年9月まで当時勤務していた小学校で同僚の女性教職員5人に対し「ズボンから下着が透けている」などと言ったほか、手を握ったり頭をなでるなどの行為を繰り返したものです。
県教委は今日付けで男性教職員を停職3か月の処分としました。
また、ことし2月、算数の授業中に当時5年生の男子児童に対し拳で頭を叩いた54歳の男性教諭については戒告処分としました。
女子児童にわいせつ行為 担任の教諭を逮捕

2018年07月19日(木)12時51分
授業中の教室内で女児に触った疑い、担任を逮捕
静岡県警浜北署は18日、浜松市浜北区、同市立小学校教諭の男(56)を強制わいせつの疑いで逮捕した。
発表によると、男は7月上旬、小学校の女子児童に対し、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。容疑を否認している。児童の両親が、同署へ相談に訪れ被害がわかった。
捜査関係者によると、男は女児の担任。授業中の教室内で、他の児童に気付かれぬよう女児の体を触った疑いがあるという。
同様の被害を訴えている児童が他にもいることから、同署は余罪についても慎重に調べを進める。
同市教育委員会によると、男は1989年に教諭として採用された。市教委は「大変重く受け止めている」とコメントした。
女子高生にわいせつ 県立高教師を逮捕

2018年07月20日(金)10時31分
教育実習で知り合い… わいせつ容疑で高校教師逮捕
埼玉県飯能市で県立高校の教師の男が別の高校の女子生徒を車に連れ込んで体を触ったとして、強制わいせつの疑いで逮捕されました。
埼玉県立飯能高校の教師・諸星銀河容疑者(26)はおととし10月、飯能市の店の駐車場に止めた車の中で、別の高校に通っていた当時10代の女子生徒の足などを触った疑いが持たれています。警察の取り調べに対し、諸星容疑者は「嫌がっているとは思っていなかった」と容疑を一部、否認しています。諸星容疑者は、数年前に教育実習で県内の中学校を訪れた際に当時中学生だった被害者と出会い、その後もSNSで進路相談など連絡を取り合っていたということです。

中学校講師が痴漢容疑
体罰で戒告の処分

2018年7月20日(金)08時33分
組み体操練習中に児童の胸蹴る 神戸の男性教諭が戒告処分
神戸市教委は19日、児童の胸を足で蹴る体罰をしたとして、小中一貫校の市立義務教育学校「港島学園」の男性教諭(29)を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、教諭は5月24日、体育会を控え児童らが教室で組み体操の隊列を練習中、ふざけて手を挙げた男児(11)の左胸を右足で1回蹴った。男児は尻餅をついたが、けがはなかった。
教諭は上司に報告せず、同級生が別の教諭に伝えて発覚した。教諭は市教委の調査に「組み体操がうまくできないことに焦りがあった」と話したという。
また、交通事故の保険金詐欺事件で有罪が確定し、失職した市立中学の元教諭の男(34)について、退職金を全額不支給とすることを決めた。
女性教諭の恋愛話もセクハラ例「聞くに堪えず」

2018年07月20日(金)08時47分
女性教諭の恋愛話もセクハラ例「聞くに堪えず」
千葉市教委は18日、市立小中高と特別支援学校を対象とした2017年度の実態調査で、児童生徒64人が教職員から「セクハラを受けて不快だった」と回答したと発表した。千葉県教委が公立校に行った17年度調査でも308人がセクハラを受けたと回答。両教委は「深刻な問題はなかったが改善していきたい」としている。
市教委によると、セクハラを受けたと回答した児童生徒は前年度より2人減った。中学生が最も多い43人(前年度比1人増)で、小学生は21人(同3人減)。項目別では「必要もないのに体を触られた」が計37人(同4人増)で最多だった。
一方、県教委が17年度、千葉市立校以外の公立小中と特別支援学校、県立高校を対象にした調査では、セクハラを受けて不快だったと回答した児童生徒は308人(同32人減)だった。
具体例では「頭をなでられ、気持ち悪かった」「性的な単語を言わされた」「体育の授業で胸や足をじろじろ見られた」「女性教諭の恋愛話が聞くに堪えなかった」などがあった。
また、セクハラ以外のハラスメント調査では763人が不快と回答。「『家畜以下だ』と言われた」「口論になった時、成績を下げるとおどかされた」などのケースが記されていた。