生徒にわいせつ行為 女性教諭を懲戒免職

2018年4月13日(金)
わいせつ
生徒に 女性教諭懲戒免 県教委 /長野
県教育委員会は12日、18歳未満の生徒にわいせつな行為を行ったとして特別支援学校の30代女性教諭を3月31日付で懲戒免職処分にしたと発表した。3月下旬、同校校長に生徒の保護者から問い合わせがあり、校長が教諭に確認して発覚した。
県教委によると、教諭は「生徒に好意を抱いていた」と話し、昨年度にわいせつな行為をしたと認めた。わいせつ行為の内容について、県教委は「被害者保護のため」として明らかにしなかった。
県教委は2016年11月、「わいせつな行為根絶のための特別対策」として研修や自己分析支援チェックシートを導入。処分を受けた女性教諭も月1回の校内研修などを受けていた。対策開始以降、わいせつ行為による教諭の処分は初めてで、昨年度の懲戒処分は7件となった。
原山隆一教育長は「すべての学校関係者が真剣に取り組んでいる中でこのような事案が発生したことはきわめて遺憾であり、深刻に受け止めている」と陳謝した。
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