指導が不適切な教諭に該当と答申

2018年02月08日(木) 18時00分
指導が不適切な教諭に該当と答申
外部の専門家で作る県教育委員会の判定審議会は、県内の小学校に勤務し児童を強く叱責するなどした50代の教諭について、「指導が不適切な教諭に該当する」と答申しました。
県教育委員会は、この教諭について1年間にわたって研修を受講させ、指導の改善を図る必要があるかどうか、今月中に判断することにしています。
8日県庁で開かれた判定審議会には大学教授や弁護士など7人の委員が出席し、審議は非公開で行われました。
県教育委員会によりますと、審議されたのは県内の小学校に勤務している50代の教諭の指導についてで、去年6月から9月にかけて担任を受け持つ合わせて3人の児童の保護者から、「子どもが登校を嫌がっている」と相談があったということです。
学校が調査したところ、この教諭は授業中に子どもたちに対して、「ばか」などと強く叱責するなどしたということで、3人の児童は現在も時々学校を休むなど影響が続いているということです。
判定審議会はこの教諭について、「指導が不適切な教諭に該当する」として、8日県教育委員会に答申したということで、県教育委員会ではこの教諭に対し、4月から1年間にわたって県立教育センターなどで特別な研修を受講させ、指導の改善を図る必要があるかどうか、今月中に判断することにしています。
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