過失傷害の罪で当時の担任ら略式起訴

2017年12月19日(火)17時19分
シャッターに挟まれ児童大けが 当時の担任ら略式起訴 横浜
おととし、横浜市の小学校で、避難訓練のあと教室に戻ろうとした女子児童が、煙を防ぐためのシャッターに挟まれて大けがをした事故で、検察は安全を十分に確認しないまま誤ってシャッターを操作したなどとして、当時の担任教諭ら2人を業務上過失傷害の罪で略式起訴しました。
おととし12月、横浜市磯子区の山王台小学校で、避難訓練を終えて教室に戻ろうとしていた当時、小学6年生の女子児童が、1階の廊下にある煙を防ぐためのシャッターに挟まれ、ろっ骨を折るなどの大けがをしました。
警察は、40歳の当時の担任教諭が、安全を十分に確認しないまま誤ってシャッターを操作し、ワイヤーが切れてシャッターを落下させたとして、ことし2月、担任教諭と、安全管理の責任者だった60歳の当時の副校長を書類送検していました。その結果、検察は19日、2人を業務上過失傷害の罪で略式起訴しました。
スポンサーサイト