障害ある生徒を教室閉め出し 特別支援校教諭を処分

2017年10月25日(水)06時00分
障害ある生徒を教室閉め出し 特別支援校教諭を処分
大分県教育委員会は24日、県立の特別支援学校の40代女性教諭が、担任を務めるクラスの生徒3人に、給食を減らしたり、教室に鍵を掛けて閉め出したりするなどの不適切な指導を繰り返したとして戒告処分にした。生徒3人は数日間、登校を拒否した。
県教委によると、教諭は「指導がうまくいかず、安易に力に頼った指導になってしまった」と話している。
教諭は昨年11月~今年1月に複数回、指導に従わないことを理由に、生徒2人の給食の品数を減らし、うち1人を教員の付き添いなしで教室から出して鍵を掛けた。また、別の生徒1人について、バスから降りなかったとして十数分間ドアを閉め、降車できないようにした。
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