不正論文172本 過去最大の捏造と学会 東邦大元准教授は否定
2012年6月30日(土)00時41分 msn産経ニュース
不正論文172本 過去最大の捏造と学会 東邦大元准教授は否定
東邦大元准教授(52)の論文にデータ捏造の疑いがあると指摘されている問題で、日本麻酔科学会は29日、少なくとも172本に不正があったとする調査結果を公表した。
学会によると医学系論文の捏造としては国内外で過去最大。捏造は平成5年から始まり、判定できない論文は37本、捏造がない論文はわずか3本という。元准教授は調査に「捏造は1本もしていない」と完全否定しているという。
委員会は元准教授が関与した論文212本を調査。薬の投与記録がないなどの点から不正を判断、多くは研究そのものをしていなかった。共著者の中には名前を使われていることを知らない例もあったという。
学会の調査特別委員長を務める澄川耕二理事は「この論文に影響を受け(ほかの研究者が)患者に効きもしない薬を投与する可能性もあり、悪質性が高い」と厳しく批判した。
不正論文172本 過去最大の捏造と学会 東邦大元准教授は否定
東邦大元准教授(52)の論文にデータ捏造の疑いがあると指摘されている問題で、日本麻酔科学会は29日、少なくとも172本に不正があったとする調査結果を公表した。
学会によると医学系論文の捏造としては国内外で過去最大。捏造は平成5年から始まり、判定できない論文は37本、捏造がない論文はわずか3本という。元准教授は調査に「捏造は1本もしていない」と完全否定しているという。
委員会は元准教授が関与した論文212本を調査。薬の投与記録がないなどの点から不正を判断、多くは研究そのものをしていなかった。共著者の中には名前を使われていることを知らない例もあったという。
学会の調査特別委員長を務める澄川耕二理事は「この論文に影響を受け(ほかの研究者が)患者に効きもしない薬を投与する可能性もあり、悪質性が高い」と厳しく批判した。
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