タイヤ傷つけパンク 館中学校の教師(56)を逮捕

2020年4月16日 木曜 午後12時18分
タイヤ傷つけパンク 館中学校の教師(56)を逮捕〈仙台〉
4月15日、仙台市立の中学校の教師が駐車していた車のタイヤに傷をつけパンクさせた疑いで逮捕されました。事件を受け、16日、仙台市教育委員会が会見をし謝罪しました。
器物損壊容疑で逮捕されたのは、富谷市明石台に住む館中学校の教師・門脇智容疑者(56)です。
警察によりますと門脇容疑者は4月4日から6日にかけ、富谷市で27歳の女性の乗用車のタイヤに道具を使って傷をつけパンクさせた疑いが持たれています。
門脇容疑者は容疑を認めています。
教師の逮捕を受け、16日、仙台市教育委員会が会見をし、謝罪しました。
仙台市教育委員会 会見 4月16日午前
「心からのお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」
門脇容疑者は館中学校の社会科の教師で、教育委員会は信頼を裏切る行為で事実を精査して、厳正に対処したいとしています。
警察は現場近くで同様の被害が複数あるため、余罪についても調べています。
副業で不動産、教諭減給 仙台市
校長が守秘義務違反

2020年3月12日(木)20時05分
仙台小2女児と母いじめ苦に無理心中 守秘義務違反などの疑いで校長書類送検
仙台市泉区の市立小2年だった女児(当時8歳)と母親(同46歳)が2018年11月、同級生らによる女児へのいじめなどを苦に無理心中したとされる事件で、宮城県警泉署は女児が通っていた小学校長の女性を地方公務員法(守秘義務)違反と、同市個人情報保護条例違反の疑いで仙台地検に書類送検した。送検は9日付。
送検容疑は、いじめの加害者側と被害者側の保護者同士が面談する前に、いじめられている女児の母親から渡された質問事項などを記載したメモを加害者側の保護者に無断で渡し、公務員としての守秘義務に違反したなどとしている。
遺族によると、女児は18年春ごろから同級生からいじめを受けるようになり、同7月、両親はいじめたとされる児童の保護者との面談を学校側に要請。母親は面談の前に、質問内容について相談するメモを学校長に手渡したが、学校長はそのメモを相手側の保護者に渡していた。
その後もいじめは改善されず、同11月29日、女児の父親が自宅で2人が死亡しているのを発見した。県警は母親が女児を殺害した後に自殺したとして、19年3月、母親を殺人容疑で容疑者死亡のまま書類送検した。父親が同8月、学校長を県警に刑事告発していた。
担任、ノコギリ手に「足切るぞ」 悪ふざけに、宮城・塩釜市立小

2020年2月3日(月)
担任、ノコギリ手に「足切るぞ」 悪ふざけに、宮城・塩釜市立小
宮城県塩釜市の市立第三小でクラス担任を務める女性教諭が先月、悪ふざけしていた児童3人に、ノコギリを手に「歩けないように足を切ってやる」と注意していたことが3日、市教育委員会への取材で分かった。県教委は懲戒処分を検討する。
市教委によると、女性教諭は1月16日、別の教諭による理科の実験中に児童3人がふざけていたと聞き、休み時間にクラスの教室で注意した。反省している様子がなかったため、図工準備室から刃渡り26センチのノコギリを持ち出した。
女性教諭は市教委に「以前にも授業中に歩き回るなど、同じようなことがあった」と説明した。